また、始まりの合図とともに私は駆けあがる。
“疾風ダッシュ”をもう一度して、抜く。
でもやはりライセンスを取らせたくないのだろうか、DFが本気を出してきたようだ。

「“ザ・ウォール”!」

壁山の技を使い、止めようとするが、甘い。
私は“あれ”を試そうと、気を集めた。

「はああぁあ――っ!」

「なっ、」

「こ、れは――!!」






「“水神 アクエリアス”」

私は背後から所謂“化身”を出した。
これは審査する人も、さっきのおっさんも驚いているようで。
ポカンとしている合間にシュートを打ち、試験を終了させた。


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すごく……短いです……orz