ドドドドド……

「レナちゃ―――ん!」

『あ、なっちゃ…………むぎゅっ!?』

「今日も相変わらず可愛いですねっっ」

ぎゅううううう

『なっちゃ……くる…し……』

「お、オイ那月!!レナ死にかけてるぞ!」

「え……ああ!レナちゃんごめんなさいっ」

『だ、大丈夫………たぶん』

「はあ……那月、お前はもっと加減しろ!」

「はぁい…」

『あ、そうだ!なっちゃん翔ちゃん、まーくんへの誕生日プレゼント、何あげればいいとおもう?』

「真斗くんへの、ですか?」

「聖川だったらお前から貰ったプレゼントならなんでも喜ぶと思うぞ」

『えー……。でもなんか記念にあげたいじゃん!』

「そうですねぇ……手作り料理なんてどうですか?」

『りょ、料理?私料理できないよ?』

「だったら僕が教えてあげます!」

「それだけはやめろっっ」

「え〜翔ちゃんなんでですか〜?」

「お前なぁ……」

『あはは………でも、料理かぁ』

「料理なら、俺が教えてやろうか?それなりにできるし」

『えっ、本当?ありがと翔ちゃん!!』

「おう。空いてる日にでも教えてやるよ」

『わーい!翔ちゃんの寮にいけばいいよね?』

「あぁ」

「いいなぁ…僕も参加していい?」

「……まあ、邪魔しないならな」

「わーい!ありがと翔ちゃーん!」

『ふふっ、なんか教えてもらうの楽しみになってきた!それじゃまた連絡するね!』

「おう、またな!」

「ばいばーい!」


誕生日まであと7日!
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