「っきゃ…!」
「あれ、なまえじゃん。どしたのー?」
「つ、つばちゃぁん……!」ぎゅっ
「え」
(何これなまえが俺に抱きつきながら上目遣いしてしかも目が潤んでてというかなまえって癒し系かと思ってたのに案外あざといぞどういうことなのホント超可愛いやばいなまえマジ天使)
「つ、つば、ちゃん?」
「えっ、ああ、どした?」
「あっ、あのねっ、あそこに……ひゃあっ!」ぎゅうう
「うお!?……って、蜘蛛? 蜘蛛くらい平気だろ? だってお前こないだ這いよる混沌倒して……」
「くくくくく、蜘蛛は、だめっ、な、のっ!」
(どうしようなまえが可愛すぎて禿げ萌えたやばい)
「つ、つば、ちゃ、たすけ、」
「ゴメン俺トイレ行ってくる!」
「つばちゃぁぁぁぁぁん!??」
(その後、蜘蛛は梓が何とかしてくれたとか)
(俺? 俺は賢者になってたよ)