「倉間ー」「なんだよ」「倉間君」「？なんだよ」急に俺の両側に立ったと思えば浜野も速水も笑顔のまま俺の腕を掴んでくる。まさか、嫌な予感しかしない。「えーっと、これなんて言うんだっけ速水」「おい、やめ」「捕われた宇宙人ですよ」「やめ、」「あ、そっかー。捕われた宇宙人ー」「やめろ！！」既に地に着いていない手足をばたつかせて反抗しても、浜野と速水から親のような温かい目で見られるだけだった。

男子！


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