雨天(裏)同室のキミ | ナノ




青く澄み渡った空の下、パスの練習とシュート練習をしていた。新しい技を完成させようと思っていたそのときに怪我を追ってしまった。来月には試合がある。早く治さなければいけないのだ。そうこうしているうちに監督に近くの病院に連れて行かれた。話を聞いていると1ヶ月は入院しなければいけないらしい。ギリギリ試合に間に合うか間に合わないからしい。頭の中は試合の事で一杯一杯だ。看護婦さんに車椅子で部屋に連れて行かれても上の空だった。


「ねえ、ねえ。」

どこからか声がした。我に返り部屋を見渡すと隣に同い年くらいの男の子がいた。どうやら2人部屋らしい。

「あっ、ごめんね?僕は、太陽!雨宮太陽だよ」

そう言って笑顔を向けてきた。

「俺は、松風天馬。よろしくね」

「ねえ?元気ないね…どうしたの?」

「うん。1ヶ月後試合なんだよね。けど怪我治るの丁度1ヶ月なんだ…」

「じゃあ頑張ってリハビリしよっか!応援するよ。天馬」

「あっありがとう!太陽」


そうこのときはまだ太陽の性格はよくわからなかった。優しくて元気な子そう思っていたんだ。そして悪夢が起こったのは、次の日の夜だった。昨日のように頭の中で新しい技を考えているといきなり隣のベッドから太陽が動いた。向かった先は俺のベッドの中。もぞもぞ最初はじゃれ合っていた…が、急に状況が変わった。


「天馬、リハビリしよっか」

「リハビリ?ここじゃ出来ないよ」

「んーできるんだなあ」


そう言って上に乗っかってきた。太陽の手が向かっている方向が何故だがわかってしまった。そのうちにもう一つの手は上へ向かい乳首をクリクリ触っていた。


「たったいよう?なに?こんなこと…だめだよ、やめて」

「やめないよ。リハビリなんだから」


下に伸びた手もちゃんと目指した場所に着いていた。伸ばした先にあるモノを掴みリズムよく上下に動かす。


「あっ、たっいようっためえ…」

「大丈夫だよ。力入れないでね?」


乳首を触っていた手がまた下に伸びてきた。太陽の指は迷わず孔後に触れた。最初は優しくそこを触れるだけだった。徐々に指の先端をゆっくり入れ始めた。


「太陽!いやだ!怖いよ!やめて…」

「大丈夫だから。ね、リハビリしよ?」


そう言われたらなんだか強く断りきれなかった。流れ流され、孔後には二本の指突っ込まれていた。甘い声を出しながら太陽の動きにあわせていた。


「もう入れても大丈夫…かな?」


独り言のように自問自答していた。そしてくるりと体位を変えさせられ、優しくけれど激しく太陽の大きくなったモノが入ってきた。一定の律動で腰を揺らす太陽。わかんない。だけど変な声が出てしまう。頭の中がおかしくなりそうだった。


「たいっあんっやあそこおっあっ」

「気持ちいい?」

「ふっあっああんったいよーっあん」

「天馬…僕…イく、ごめんね?」


その瞬間イってしまった。それも二人で。静かな部屋では二人の荒い息遣いが響いていた。ちらっと太陽を見たらにこっとされた。こんなことされたけどなんだか憎めない。なんでだろう?それは1ヶ月後退院してもわからなかった。



end


______________



はい。太陽くんの口調いまいち
わからないままかいてしまつた…

すいません…


最後まで読んで頂いて本当に
ありがとうございます!



2012.02.09


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