蘭南→先輩、我慢できますか? | ナノ





澄み渡る青い空の中部活をやっていた。暑くも寒くもない快適な気候だった。だが南沢は何故か沢山の汗をかいて何だかとてもつらそうだった。それを見て霧野は南沢によって行く。


「南沢先輩大丈夫ですか?ちょっとこっちで休憩しますか?」


みんなには心配している素振りを見せて、南沢にはニヤリと笑いながら言った。南沢はゾクッと背筋が凍り何かの感情に歪んだ顔をしていた。そして少し離れたところに霧野によって連れて行かれてしまった。


「南沢先輩、そんなに反応するとバレますよ?南沢先輩がバイブを喰わえ込んでること」

「霧…野もうやめっろ」

「必死な顔してますね、綺麗な顔がだいなしだ。」


凄い形相で霧野を睨んだ。へえ、そんな顔するのか。と言いながら霧野はその顔を近くで見てニヤリと笑いバイブのスイッチを強に変えた。するとすぐさま南沢はガクンと床に倒れ、



「どうしたんですか?南沢先輩」

「ああふあん、つよくするなあっやめっろ」

「許しませんよ、口答えなんて」

「解った、からあ部活やれなくなる…だろ」


蘭丸はその言葉を丸々無視して部活に言ってしまった。それにバイブも強のままだ。どうすればいいのか。考えたって仕方なかった。まずこの場から立つこともできない。立つと声がでてしまう。だが仕方なく部活に向かう事にした。


「ふあっん…」


声が出ないよう手で口を押さえ我慢した。やっとのことで部活をしているグラウンドについた。


「きりっの、ちょっともうだめ」


そう言いながらもたれかかってきた。みんないるのに。もう何も考えれず自分のことしか解らない。何を言われてもいいからとにかく止めてほしかった。


「きりのやめってえくれ、おねがいだっ」

「分かりましたよ。少しだけ威力弱めてあげます。それで十分ですよね」


霧野が威力を弱めたおかげで何とか声を出さなくても立つことが大丈夫になった。


「南沢先輩、感度良すぎて困りますね」

「…そんなことない」


あんまり強い口調で言うと威力を強にさせられてしまうので、口答えはなるべくしないようにした。


なんとか耐えて部活も終わりに近くずいた。みんなも続々帰り、やっと落ち着ける。バイブにも段々慣れてきたのであまり気にならなくなった。南沢は部室で一人きりだったのでバサッと服を脱ぎ捨て汗ばんだ身体をタオルでふいた。すると後ろから、


「無防備ですね、南沢先輩」


と言われてはっ、として後ろを見てみると霧野が立っていた。手で身体を思い切り隠し、霧野には見えないようにした。


「見せてくださいよ、先輩の身体」


まじまじと見つめ後ろから手を回し乳首を弄る。感度のいい南沢はいやらしい声をあげている。


「やあだあっいじるなああっ」

「最初から素直になれば良いんですよ?これからは素直になります?そしたら止めてあげますよ。」

「なるから今日はやめっろ、絶対…だから」


そう言うとすっと南沢から手を離した。
じゃあ今日は許してあげると一言呟き、南沢に口づけをして耳元で何かを囁きその場を後にした。


「南沢先輩は我慢できませんでしたね。知ってますよ、射精したこと」


南沢は背筋が凍りついた。バレていたなんて恥ずかしくて死にたくなった。霧野はクスクス綺麗な顔で笑っていってしまった。南沢は顔面蒼白で何分か一人部室で佇んでいた。




______________


あああああ!南沢さんのキャラが
蘭丸たんのキャラがああああww
崩壊してますねい(泣)

もっと南沢さん勉強します。

最後まで読んでくださった方
ありがとうございました!!


2011.12.04



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -