南倉/ありったけの愛をあげる | ナノ


「あー全然わかんねえ」

頭をボリボリ掻きながら何やら言っていた。何をしているのか覗き込んんでみると柄にあわない勉強をしていた。

「ふーん、勉強やってんだ」

「そうなんすけど全くわからないんですよ、南沢さん教えてくれないっすか?」

「教えてほしい?」

「そりゃ教えてほしいですよ!」



どうしても教えてほしいと何度も煩く謂うので教える事にした。だが一つだけ条件が在ると謂った。


「条件?なんすか、それ」

「ただ勉強を教えるだけなんてつまらないから、楽しく勉強するって意味」

「楽しく?また変な事考えてるんすか」





何故か呆れられた。良いことを思いついただけなのに。そんなことは無視して考えてを倉間に伝えた。シンとした部屋には南沢の声しか響かない。内容を全て話し終えると倉間はすごく嫌な顔をしていた。


「なんだ?その顔は」

「そりゃだって、なんで問題を間違えただけで服脱がなきゃ行けないのって普通に考えたら思いますよ」

「そっちのが楽しいからいいじゃん。お前が合ってたら俺が脱ぐから、それでいいだろ」




話をそれ以上広げると倉間が反発してきそうな予感がしたので話を遮った。

「よし、始めるぞ」

「そうっすね」



倉間が教科書をパラパラ捲って解らない処を指で指して南沢は其処を凝視して一分。やり方の説明を一通り分かり易くしてから問題を倉間に出した。


「これ解いてみて」



その問題を見つめるが、全然解らない。さっきやったばっかりの筈の問題が何でかさっぱり解らない。倉間は頭を抱えて何度も何度も解こうとしたが一向に出来ない。


「もう降参か?」

「南沢さん、参りました。」



解らなかった問題をまた徹底的に教え込んで何が何でも解るようにさせた。


「それより服、脱げよ」

「それまじな話なんすか…」

「早く」

「はいはい、解りましたよ。」


バサッと上の服を脱いだ。上の服の下は何も着てなかった為上は裸になった。


「南沢さん次の問題はこれなんすけど」




これはなと謂ったまた解り易く丁寧に教え込んだ。倉間はへえ〜と本当に解っているのか分からない声を出していた。


「じゃあ、やってみろ」


その言葉を号令にやり始めた。けれどやっぱり解くことが出来ない。解らな過ぎて頭をガンガン叩くが出てこない。


「降参?」

「降参…」

「はは、じゃあ早く脱げ」

「はいはい、解りましたよ」



上は脱ぐものはなく仕方なくズボンを脱いだ。脱いだのを確認するとさっきの問題を教え始めた。倉間はまたふむふむ謂いながら聞いていた。本当に解っているのか又しても不安だったが、次の問題に進んだ。


「じゃあ今度はこれ解いて」



今度は途中までは解っていた。あともう一歩。なのに最後の最後がどうしても解らない。うあーと呻きながら最後を考えているが、もう集中出来ない。


「これも降参?」

「降参…」

「じゃあ早く脱いで」

「あのー…脱ぐものありません」

「ん?あるだろ。」

「どう見たってないっすよ」

「パンツ」




そう謂うと倉間は驚愕した顔をしていた。まじ無理っすとか何とか謂ったいるが約束は約束なのだ。何が何でも脱がせなきゃ納得いかない。


「脱げないなら脱がしてあげるけど」

「解りましたよ。脱ぎますよ!」




潔くスッと脱いだ。倉間のモノが露わになって興奮が抑えきれない。


「お前がそんな格好するから変な気持ちになった。」

「だ、だからなんすか」

「ヤらせろ」




一言分かり易く謂った。倉間は嫌な顔で南沢を見るが関係ない。倉間をベッドの上に放り投げて早速行為を始める。


「みっみなみさわさん」

「なんだ?」




倉間の乳首を弄りながら適当に答える。倉間も倉間で乳首を触られていて何を謂おうとしているか忘れてしまっていた。


「南沢さん、ソコばっかりじゃなくて他のとこも触ってくださ…い」

「なんで?此処だけじゃ足りないか?」

「そう…ですで、だから下の方もお願いします…」




なかなかお願いされるのも悪くない。願い道理に倉間のペニスに口をつけた。上から下までペロペロ舐め上目使いで倉間を見つめる。


「みなみさわっさあん、きもちいれす」


呂律の回らない倉間も可愛い。愛撫し続けていると、そろそろ倉間が限界らしい。勢いよく精液が口の中に広がった。

「次は俺の番だな」



くるっとうつ伏せにさせて穴がよく見えるように広げた。ヒクヒク痙攣している。何度もこの行為を繰り返している為、慣らさなくても何とか入るようにはなっていた。勢いよくアナルにぶち込んだ。いきなり激しく動き出す。


「うっ、慣らさないと結構キツいな」

「あああっみなあみさわせんぱああっいひああんっあ」


今日はいつもより感度がいい。一気に突いて倉間の中にぶちまけた。


「んああああっもっだめえ」














そして次の日。倉間はテストだった。苦手な数字のテストだ。昨日のことはセックスしか覚えてない筈だったが何故か不思議と問題が解ける。そのことを南沢に伝えた。



「じゃあこれから昨日みたいな勉強にすれば点がとれるな」

「そうっすけど…」

「けどなに?」

「何でもないっすよ」

「ふーん。」













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今回の話は私の中ではとても長い
話でした!内容にまとまりない!
ですけど許してください。


最後まで読んでくださった方
ありがとうございました!!



2011.12.03

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