綱立→そばにいてほしいだけなのに。(裏) | ナノ




円堂さーん、と元気よく走り追いかける彼を俺はただただ見つめていた。可愛いが、いつも円堂円堂だ。なんか、なんか、心の中にぽっかり穴が空いているような気がしてならない。


「はあ、立向居…」


何故か口から名前が零れでた。誰にも聞こえていないだろうと思い気にしていなかったが、立向居には聞こえていたらしい。立向居がてこてこ此方に歩いてきた。もうどうしたらいいかわからない。なんて言い訳をすればいいのか。


「綱海さん、どうかしました?」


来てしまった。どうしよう、と思ったが可愛い顔に見入ってしまって何も考えられなくなった。途中からあれ?なんて言っていたっけなどと忘れてしまっていた。


「綱海さん?」



キョトンと見てきた立向居の顔が可愛すぎて思わず抱き締めてキスしてしまった。深い深いキス。立向居は俺の舌についてこれずあたふたしている。


「んふう、んん っ」


苦しそうな声を出し始める。立向居が胸を叩きだした。どんどん弱くなってきたので唇を離した。そろそろやばいなと思ったからだ。はあはあはあはあと荒い息づかいで立向居は何も喋れない。少ししたら、


「つ、なみさん、何するんですか?」


と、涙目で少し怒った。それでも強く抱きしめた。もう我慢出来ずに手を立向居の可愛らしいアレの方向に伸ばし触り始める。嫌だ、とかなり抵抗しているが気にしない。と言うか気にならない。


「立向居…立向居」


何度も何度立向居の名前をリピートする。愛しくて愛しくて早く自分のモノにしたくて立向居のことなど気にせず自分のペースで始めた。何を言っても抵抗されても気にせず愛撫し続けた。


「ああっ、だめえ んふうっここわいよお」

「大丈夫だから少しだけ我慢してくれ」



そう言いながら立向居のモノを口にくわえ込んだ。ジュブジュブいやらしい音を 立てながら舐め回した。


「んああ ふあつなみさああんっだっめ」


立向居は俺の口の中に精液を沢山出した。俺は立向居の精液を飲み込みながらそそり立つ自身を出した。小さく嫌、やめてくださいなどと言っているがもう聞こえないほどこの行為に集中していた。今度は立向居のアナルを指で慣らし始めた。グチョグチョといやらしい音をたてている。



「ひっあっやあ やめてくらさいだめえふあああっ」


「そんなこと言いながら感じてるじゃねえか。立向居は可愛いな」


指をニ本に増やし三本に増やし、だいぶ慣れてきたような気がしたのでアナルから指を抜きそそり立つアソコをあてがえた。


「やあっ、つなみさん だ、だめです」


聞く耳を持たず無理矢理突っ込んだ。立向居の口から悲鳴のような喘ぎ声をだしてまだ必死に抵抗をしている。が、立向居の名前を何度も何度もよびながら腰を振っているので聞こえない。最初は優しく動かしていたがどんどん激しくなりイキそうになる。



「たち む かい、俺もっうイく…うぅ」



「んあああ、もっやめてえ だめ壊れちゃうよおおっ」



それと同時にイってしまった。立向居は気絶してしまい、倒れてしまった。繋がることは出来たけどなんだか余計に心にぽっかり穴が空いてしまった。これで本当に良かったのか?そればかり考えていた。







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はい、なんだか寂しい終わりですね。
それにしても綱立は難しいですね…。

もっと勉強してきます。


そして最後まで読んでくださった方
本当にありがとうございました!!



2011.12.03




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