怖いって言え
銀「土方くん」
土「なんだよ天パ」
銀「なんだと直毛」
土「悪口になってねぇよ」
銀「え、知らないの?実は古来より直毛族は天パ族に虐げられて来たんだよ?恥ずかしい部族なんだよ?」
土「ちょっと何言ってるか分かりません」
銀「つまり、人に悪口言っちゃいけませんてことです」
土「どういうことだよ。つかいつもお前が率先して言ってんだろうが」
銀「そんなことよりマヨグソ太郎くん」
土「ほらなァァ!!!」
銀「何かさあ、最近喉にポリープできてる気がすんだよね」
土「ポリープ?」
銀「何か喉が圧迫された感じ?大声出しにくいし」
土「ああ、アレじゃね?見えない何かに首締められてんじゃね」
銀「え?…一応聞くけど見えない何かってアレだよね?アレじゃなくてアレの方だよね?」
土「フン、さあな自分で考えろ。あ、特に夜には注意するんだな」
銀「はあ?まままさかスタンド的な奴じゃねぇだろうな。いやいやまさかな。怖がりのお前がまさかな」
土「あ?俺は別にお前と違って幽…ススタンドなんて平気だけどォ?」
銀「ススタンドって何だよ。つかスタンドって言い直したのは何なの?口に出すのが怖い証拠だよね?言ってはいけないあの人並みの怖がり様だよね?」
土「お前こそ怖いんだろ。見えないアレの正体が」
銀「べべべべ別にぃ?つぅーか見えないアレって何だよ言ってみろよ口に出してハッキリと言ってみなさいよマヨグソ太郎くん!」
土「てめぇマヨを馬鹿にしてんじゃねェェ!」
高「おい」
銀「あ、晋ちゃん!」
高「お前らうるせェよ」
銀「だって土方くんがー、スタッド?スタード?ススタンド?が銀さんの首締めてるとか言い出してー」
土「スタンドォォ!お前が喉が圧迫〜とか言うからだろ!」
銀「だって喉が苦しいんだよ。晋ちゃんヤバい俺呪われてるかも別に怖くないけどね」
土「いい加減怖いって言えよ」
銀「お前が一番ビビりなの知ってんだからなマヨグソがァァ!」
高「そりゃあアレだ、俺が首締めたからだろ」
銀「…え?晋ちゃんスタンドだったの?」
高「違ェよ。お前いっつも授業中いびきが煩いから首締めてる」
銀・土「こ、怖ェェー!!!」
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