July 25th

不透明で濁ったあれやこれやに。必要ないのに勝手に不安になって、ぐらついて独り はにかんで。
そう反吐するこの心の臓がなによりもいやだ。フォークでつぶしてぐちゃぐちゃにされてしまえ。

そうすれば、ほら、ただの見苦さの塊だよ。
わたしはそういうものだよ。
汚らしくなった苺のショートケーキのように、もろくて、いつだって矛盾してるんだ。

ただ、いつだってわたしが望んで、夢見て、期待してるのは。あなたが盲目になって わたしが美女になったとして。あなたがわたしをさらってくれる 遠くのとおくのここじゃない場所へと さらってくれるような、そんなあなたという名のだれかのことを。わたしは。

ま、根本からありえない。笑えんよ。でもこの平坦な繰り返しに飽きてしまったのです。傲慢に傲慢な拍車がかかってしまったのです。ほんとに、燃えちゃえばいいのに。


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次の日も学校があろうとなかろうと、深夜のDVD鑑賞会はやめられない。どうでもいいところで意地っ張りで有言実行、だめだめ、だ。

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