閉店後かお客が引いたタイミングでプチ反省会






「この馬鹿猫が! 何度同じミスをすれば気が済むのだ!」


「うぅっ…す、すみません」


「まだ働き始めて2日しか経ってねぇし、まぁそんなもんだろ。お前は厳しすぎんだよ。そんなんじゃ続くものも続かなくなんぞ」


「はっ、これくらいのことが出来なければこれから先使い物になるわけがなかろう。それより貴様、やけにこいつの肩を持つな。この小動物に絆されでもしたか、腑抜けめ」


「は? そんなんじゃねぇよ。こいつが働きはじめりゃおれが楽できんだろうが。だいたいお前は人使いが荒すぎんだよ。おれはお前の使用人でも家政婦でもねぇっつーの」


「雇ってやっているのだから、雇い主に尽くすのは当然だろう。この愚民め」


「んだとてめぇ。もういっぺん言ってみろ」


「何度でも言ってやろう。この腑抜けの愚民め」


「てんめぇ…さりげなく増やしてんじゃねーぞ!」


「あ、あの! 仕事がもらえるだけありがたいことだとマサトが言っていました。ワタシはまだまだミジュクモノですが、必ずちゃんと働けるようになってみせます!」


「…やる気があるうちは面倒見てやる。なんかわかんねぇことがあったらすぐ聞け。いいな」


「ふん、精々足掻いてみせろ。馬鹿猫」


「はいっ!頑張ります!」








友人から


先生いい子






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