赤ちゃんとボク17'



 リンネ・ヒソカ・ギタラクルの三人でリンネのターゲットを待つことに。ゾルディック家で修行する前に実力を見たいというギタラクルのため、今まで出したことのない全力で八十九番を幻術にかけると約束したリンネ。どのようなものにするか三択を出したリンネに二人は蟻地獄の幻術を選択。

 現れた八十九番はリンネの幻術により絶命。どうだ、と振り返れば、ヒソカはギラギラと欲望に満ちた目でリンネを見ていた。

 一部抜粋して分りやすくしてみる。↓

「リンネの戦い方知りたくて。試験が終わったらオレん家で修行するでしょ? だったら知っておいた方が良いから」

「なるほどね☆」

「なら全力を見せてやるぞ――と言っても、パパと一緒だと全力を出す必要性がないんだよな。俺も自分の本気がどの程度なのか知らないんだ」



「なんだこれは――緑が、森がッ!」

「蟻地獄へようこそ、おっさん」



「なぁ、何故こんな怪物が!」

「さてなぁ。だがソイツはとっても喉が渇いてるみたいだぞ。そりゃあそうだ、砂漠に水はそうそうないからなぁ。水分を含むモノとあれば何にでも襲いかかるだろうなぁ、だって喉が渇いてるんだから」


 仕方ないよな、と肩を竦めれば呆然とした様子のおっさん。でも分ってたことだろ? ハンター試験を受けたのはおっさん本人なんだからさ。死亡率の高い試験を受けたんだから。



2012/07/22

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