輝々アブたんいじられ涙日記
○月○日
鈴緒様手製の紅茶を飲んだが、全く美味しくない。これは紅茶を愚弄している飲み物だ。だが飲んでいるとわが君から物凄い目で睨まれた。殺されるかと思った。
≫鈴緒様の淹れた紅茶は本当に不味いと俺も思うが、わが君は気に入っているようだ。もしわが君の前でアレを不味いと言ってみろ、きっと首が飛ぶぞ。Byオリ
○月×日
鈴緒様があさり家族の一員になると言い出した。あさり家族とは何だろうか。意味がわからん。
≫俺も知りたい。聞いてこいよアブラクサス。Byオリ
○月△日
鈴緒様にミトンの手袋を編むよう命じられた。仕方ないので妻に編み物の魔法を訊ねたら変態扱いされた。遣る瀬無い。
≫俺が執り成しておいてやるから、とりあえず手袋を編んでおけ。編まなかった時の方が怖いぞ。Byオリ
○月□日
手袋を編みあげたので渡したのだが、その場にわが君もいた。射殺されそうな目で睨まれた。理不尽だと思う。
≫鈴緒様に関することだとわが君は理不尽の塊になるのだから仕方ないだろう。ついでに俺は、鈴緒様の行動の基準がさっぱり分からない。Byオリ
○月☆日
ところで、どうしてお前が私の日記に追記を書き足しているんだ。
≫鈴緒様が命じられたからに決まっているだろう。今更だぞ、アブラクサス。Byオリ
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