輝々終わらないで、プレイバック!
リ「あとハロウィンも残すところ三十分となりました。さて鈴緒、君から何か言うことは――」
夢「時間よ、とまれ! お前は美しい!」
リ「……ファウスト叫ばれても」
夢「いいや、今きっと天上にいるとかいう神様は考えてるに違いない。止めるべきか、止めざるべきか。それが問題だ」
リ「――どうしたの鈴緒。君、さっきから様子がおかしいよ?」
夢「突っ込めよ。宙ぶらりんな私のボケに突っ込めよ」
リ「いや……理解不能な人間のボケに突っ込めるほど僕は紙一重じゃないから」
夢「鉄拳パーンチ!」
リ「痛っ!」
夢「あんただって、十分厨二病的な思想掲げた変人のくせに! あんたの存在自体が家庭教師なヒットマンと同じくらい厨二病設定なんだよ!」
リ「君が何を言ってるのか分らない、でも貶されてるということだけは分かる……!」
夢「貶してんだから当然さ。魔法族のみの世界なんて目指してんだったら、あんたから死ねよ」
リ「昨日から酷い仕打ちしか受けてないよ、僕!」
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