輝々
黒の青年

※会話文オンリー※


After HALLOWE'EN in 1981.

「レイノにはスネイプ姓を名乗らせる。正式に養子にするつもりだ」

「エバンスの姓にするんだとばかり思ってました」

「エバンスなら、分かる者には分かってしまうだろう? 私の姓を名乗らせておけば名前から追跡されることもあるまい」

「なるほど、そういう理由ですか。うーん、でも……レイノ・スネイプって名前、可哀想ですよ。いっそのこと僕の名字を――」

「貴様の名字など名乗ってみろ、逆に注目されるだろうが! それにレイノの後見人は私だ!」

「嫌ですねぇ、冗談も通じないんですか? 僕は先輩の名字なんてこの子が嫌がるだろうって思っただけですよ。それに注目度なら先輩の名字だって似たようなものでしょう」

「フン、言いおって。――教えてやろう。レイノの初めての言葉は、『セブ』だ」

「聞き間違いですよ。『ヘブー』とか言っただけですよ」

「き、貴様……!」

「ねー、レイノちゃん? スネイプって名字なんて、嫌ですよねー?」

「ZZZ……」






大人げない会話。

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