スノー・ホワイトの憂鬱



 こういう時に限ってネタが降臨する。すっぴんでも化粧後でも、男女関係なく相手から「なんか足りないと言うかいまいちな顔」と言われてしまう夢主が、トリップ時に世界で一番美しい容姿にしてくれと頼んだ話。自分の見た目にコンプレックスを持ったままのため、称賛は耳を素通りする。

 ハンターなら生きた彫像と呼ばれて金持ちから金持ちを渡り歩く(小金持ち→中金持ち→大金持ち→超金持ち)。時々誘拐される。妖精さんだからお肉は食べないよねと言われて植物性たんぱく質ばかり食べることになったり、妖精さんだからおトイレなんて行かないよねと言われて一日トイレ我慢させられたり(誰かがこっそり行かせてくれたとか)、妖精さんだからこの世の汚れは似合わないよねと言われて無菌室化したサンルームに監禁されたりする。言葉が通じなくて意志疎通できてなければ楽しい。妖精さんだから言葉なんて知らなくても良いの!とか周囲には思われてる。→鬱病。

 ご想像の通り、そのうち旅団の出番が。パクの質問→言葉が通じないので見えない\(^o^)/夢主はハンター知ってるけど、目の前の方々と漫画が結び付かない。美形どもめ消滅しろと内心物凄く罵ってるけど、お肉を食べてもトイレへ行っても怒られないし、目の届く範囲内にいれば自由に動けるし言葉も教えてくれるので、案外良い人たちかもしれないと次第に思い始める。ちなみにそれぞれの名前は、発音がネイティブ過ぎて聞き取れなかった。クロロ→くーお、パクノダ→ぱぅ、とか。旅団の皆さんは夢主を「言葉も教えてもらえなかった可哀想な子」扱いしてるけど、夢主はそんなことを知らないので早く言葉を覚えようと必死。そのうち無意識で念能力に目覚めたりしたら楽しい。でもその能力も戦闘には役に立たない。


 針滴ならダッドちゃん妹、ハリーより一つ下。

 ペチュニアが必死にハリーを「普通」にしようとしている理由を知ってたので、虐待以外は黙認してた。ハリーからは時々しか助けてくれないとちょっと恨まれてるけど、助けてやってるだけマシじゃないか。中途半端な救いの手は余計に辛くなるだけだと恨めしく思ってるハリー、何を言うか最大限の手助けしてるだろうにと思ってる夢主。容姿だけは天使だけど性格は最悪だ、とはハリーの言。逆恨みも甚だしい限りである。

 二年次からホグワーツ入学で、寮はレイブンクロー。ハリーと交流がないことを心の底から喜んでる。人外染みた美貌(笑)のため、友人はルーナのみ。ドンパチはお好きな方がなさってください。

 あまり話に広がりがなさそうなのでポタ編は無しかな。


 多重トリップ編、ハンター→復活。

 基本的に異世界は言葉が通じない設定。ハンター世界で混乱してた言語が復活世界で更におかしくなったor異世界二つは言葉が一緒。……後者採用で。パク(情報収集)、マチ(万能過ぎる念糸)、シャルorクロロ(頼れる頭脳と能力)の三人がいれば異世界であれどこであれ、夢主の生活は安心。復活に来て縮んだせいで中学に通わなければならなくなった夢主と復活勢の異世界コミュニケーション。でももちろん、ツナたちの騒動に保護者たちが巻き込ませたりするわけないじゃない。うちの幼女(と言える年齢でもない)だんだん言葉が流暢になってきたよ可愛いね☆というハンター保護者、言葉の壁の高さに疲労困憊かつ色々と勘違いされてることに気づいてるけど相互理解可能なだけの言語力がない夢主。

 ちなみに夢主の念能力は「継母の罠(スノー・ミラー)」。この世で○番目に○○な○○を映す(○内は指定による)。「一番強い指輪」がボンゴレリングとかになったら保護者たちが嬉々として盗みに行きそうだ。

 こんなんどう?


2013/02/15
*前目次次#
Comments

× | ×
Write your NAME

Write a MESSAGE

When you send the message only for Chihiro, please check it↓



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -