シーザーなのはサラダだけで十分じゃんとオレは思うんです



 魔法界政治家主。腐った政界をぶち壊す!――嘘です石投げないで!

 夢主はリドルよりも七歳以上年上。リドル世代の話はさっぱり覚えてないけど、とりあえず戦後すぐだったということは記憶にある。原作知識微妙。イギリス魔法界の裏のドンを父親に持つが、体勢としてかなり残念な政治の魔法界を見せつけられて絶望した。


「なにこれある意味斬新すぐるw今時流行らねーよマジでwwネタだよね、ネタだと誰か言え。こんなの嘘だろwwをい貴様ら目を逸らすな、このバカチンがwwもうヤダ死にたいw」


 って感じで凄く可哀想。父親のごり押しで魔法大臣になった後は、マグルの政治について勉強する必要性に駆られて勉強が終わらない。多くの反対を撥ね付け役所に足長支援部を発足させたり(もしくは夢主の自腹)。

 役に立たない政治家・役人ばかりなことにプッツンと切れて現代のカエサルになると心に決めた。もう独裁しか道がなかった。独裁者になってしばらくした頃にリドル入学。確かこいつ悪役ちゃうかったっけと思いつつも、孤児支援は抜かりない。

 それからは魔法使い族の孤児を支援する法律を正式に定めたり、魔法関係の本を集めた図書館建てたり(原作に図書館って登場しなかったよね……?)、純血主義専用の学校作るかクラス作るかしろって各校に通達したり。本人が純血だし魔法族の保護に力入れてるしで、純血主義者達からは期待のホープ扱い。リドルン(を代表とする魔法族の孤児達)とは密に手紙のやり取りをしている。

 気張って勉強している子達に対して役人にならないかと誘う日々。理系なら新薬開発局等々、文系なら書類処理等々、体育会系なら闇払いとかになれば良いじゃないか。――いつの間にか足長生ばかりになる政界。夢主による魔法界の支配ではと危惧するダンブルドア。てめえ政界を放置してた一人の癖に何抜かしやがる、と立ち上が……らない夢主――先に周辺(足長生)がキレた。

 双方が起こす事件の事後処理に追われる夢主。ダンブルドアと喧嘩おっぱじめる足長生達。→書類に埋もれる夢主。バンバン器物損壊なダンブルドアと足長生達。→過労で死にかける夢主。全然気にしないどころかバッチ来いなダンブルドアと、流石にヤバいと気付いた足長生達。→魔法界の政権を賭けた戦いが始ま(ってい)る!!

※リドルはヴォルデモートと改名しているが、魔法大臣が夢主のためマグルの追放を長期的な視点で見ることができている。子に罪はないという気持ちの余裕もあるため、マグルの受け入れを制限しようと活動中。魔力の弱いマグル出身者なんて入学させる必要ないだろ……夏休みに講習会でも開いて、暴走させないように訓練したらそれで十分じゃないか!! 書類に追われて泣いている夢主を、俺様な口調で尻を叩けば良いよ。

 夢主は男でも女でも良いなと思わなくもない。どっちでもうまうまお! でも男が良いから男。魔法界に新風を吹き込んだ男として名を残すことになるんだよ。


なんてどうかしら?と言ってみる。


2012/02/23
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Comments

2012/02/24/from 玲梨
素敵ですねぇたん!
続きが読みたい玲梨なのですよ←

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