いらはいtoどこにしよう3



 ver.ハリポタの続き

 狼さんがロリコンだったので、叔父ということになってもらった。姉だか兄だかの娘の存在なんて記憶の容量を無駄にするだけなので覚えてない。ついでに悪戯四人組は顔も名前もさっぱり覚えてない。セブルスはお世話してくれる人としか思ってないが、お礼の気持ちを込めて&別れると衰弱死確定のため死喰い人になり魔法薬を調合した。裏目にしか出てない。恋愛になるかは未定。

 夢主の戸籍は男のまま――どっちでもあるけど――だが、同居中は女の姿が多い。むさ苦しい男の体を見るのも可哀想……かな?といういらない気遣いによるもの。もっと他に気を遣うべき点があるが気付いていない。ブラジャー着けろ、パンツ穿けズボン穿け、せめてシャツを着ろ、そのまま外に出るな馬鹿者!!

 料理は出来ない。掃除の仕方分からない。片付けだけは出来る。権威付けのためのごちゃごちゃした服を持ってはいるが、内心裸では何がいけないのか不思議に思っている。もちろんごちゃごちゃした服を自分で着ることは出来ない。セブルスにきつく言われ続けたため仕方なく着(せてもらっ)ている。

 魔法薬学の権威中の権威であり、薬学者の間には死喰い人にいたのも「なんとなく」だったことが知られている。監視はいらないと薬学者達は知っているが、セブルスから離すと衰弱死決定のため彼らが監視の解除を反対している。本当なら五年とせずに監視は解かれるはずだった。セブルスはもちろんそんなことを知らされていない。

 低血圧のため朝は要介護。大広間に浮遊呪文で連れていかれ、口に突っ込まれる物を飲み込むのみ。主にオートミールやかぼちゃジュースが朝食で、それを流し込まれた夢主がぼんやりしているのが教授席の日常。そしてセブルスに手を引かれて帰る。まさに痴呆老人とそのヘルパーの図だがセブルスは大真面目である。

 一時間ほどしてやっと意識が覚醒、満腹な理由に首を傾げつつ研究まっしぐら。そんな医療馬鹿とヘルパーの恋愛――になるの、これ?


 ver.トリコ

 ホルホルの実の能力以外にグルメ細胞をゲットしたため、ホルモン注射によるドーピング以外にも色々と出来るようになった。が、医療にしか興味がないため特にこれと言った利点はない。マンサムやトリコ達から美食會には気をつけなさいと言われたがとっくに記憶から削除されている。珍しい薬草(食材)があるからおいでと言われてついて行ったら美食會だった。

 甲斐甲斐しく介護――じゃなかった、面倒を見てくれそうなキャラがスタージュン様以外にいない罠。他のキャラだと衰弱死確定。美食家の中でも細身(一般人に毛が生えた程度)で身長も体重もホルモンで自由自在の夢主はほぼスタージュン様の背中に貼りついてあっちこっち。夢主なりに気を利かせて(体重とか体積が少ない方が楽だろうと)子供の姿になっているが、傍目は子連れ狼と化している。ちゃーん!

 夢主は一人楽しく研究に精を出し、その頬をつついて口を開かせては口の中に食べ物を放り込む甲斐甲斐しくて泣けるレベルのスタージュン様。おかしいな、ジュン様がキャラ崩壊を起こしている気がする……。

 ホルホルの能力を知っているトリコ達が子夢主を見て「注意したのに!」と顔を青くしたり、夢主が友人――というか一緒に修行(させられて)を共にしたトリコ達――の顔が分らず「誰だっけ」と言ったり、トリコ達が泣きながら恩を仇で返した(世話を焼いた相手の顔さえ覚えていない)夢主をなじったり。

 とりあえずおんぶ紐で夢主を固定するジュン様の図が出来上がれば僕は満足。
スタージュン:親鳥
夢主:飯を求める雛


 次はver.トリコの続きとver.ヘルシングはどうかなぁとか^^

2012/01/19
*前目次次#
Comments

2012/01/20/from ににか
このセブルスは死にそうにないですね
介護が必要な夢主を残して死ねない!となりそうです

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