ＴＭＲの日記
日記のイメージはまんまポタの秘密の部屋。
兄弟姉妹友人――まあ適当に誰だかのイギリス土産の「ロンドン土産」の日記に、ＴＭＲの日記と名付ける夢主。実際には書き込まないよ？ 表紙にDIARYと書かれてるのを見てニヤニヤしたりして楽しんでて、ある日気まぐれに「私の名前は××です」と書き込んだらあら驚き、「おれはクロロ」と返ってきた。そこから始まるメールのような文章のやり取り。クロロ12歳、夢主13〜14歳。本を読みたいが読めない環境だというクロロのために手書きで本を写したり文献をかき集めたり。集めたり書き写したりしてるうちに本好きになり色々と読んだり。
十年日記だったから沢山書き込めると思ってたけどやっぱり限度があって、遂に最後の一枚を残して埋まってしまい疎遠に。最後の一枚は本当に困った時に使おう！ みたいな。
五年が過ぎて、大学に入ってからハンターハンターを勧められて知り、必死に日記を読み返し確信。使いきることで発動するとどういうわけか分り、いてもたってもいられず「今、会いに行く」云々という短文をでっかく書いてトリップ。
ＴＭＲの日記を持ってることで互いが互いと分るなんてどう？ それまでは同じ名前の人間くらい何人もいるさと考えクロロ≠蜘蛛の団長。夢主はクロロが17歳だと思ってた。で、22歳のクロロとご対面……顔を知ってるわけでもなし、本人だとは思わず。こっちの五年は向こうの十年でした！ みたいな？
夢主だって分るまでは「誰だこの女」とか思ってたら良いよ。必死に「クロロ(17)」を探す夢主にイライラしてたり。
どうだろう？ 僕は楽しい！←
2010/08/10
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