King or Queen



 ネタ作!のバートリ・エルジェーベトになった少女から。バートリ・エルジェーベトはエリーザベト・バトリーの本来の呼び方。

 レス1も素敵だったので混ぜちゃう。

 プラチナブロンドの髪に赤い瞳で生まれた現地主。太陽の下に出ると目とか皮膚とかが「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!」になるのでお外に出られない。アルビノに偏見のある男が父親だったため、夢主の記憶にないような幼い頃に父親が出て行く。母親は可哀想な我が子に対して「お前は父親に捨てられた」なんて言えないと思い詰めた結果、息子が父親について訊ねると半狂乱になるように。我が子思いという点ではとても子煩悩な母親――だが、太陽の下で走りまわれないとか屋内でできる遊びしかできなかったために夢主は少女のような印象の子供に育つ。性格は元気ではつらつとした少年なのだが見た目が女々しい感じ。

 ただでさえ父親が息子を捨てて行ったことのショックが抜けていない→男の子なのにこんな生活で可哀想だと思い悩む→女の子だったらこんな生活でもまだマシだっただろうにと嘆く→ストレス過多による思考の飛躍→夢主は女の子だもの、お外で遊べなくても良いわよね。ね?――母親も母親で可哀想な状態だった。

 太陽の下を歩けないDIO様と出会った(かくまった?)ことで夢主がDIOと同じ吸血鬼=DIOの子だと思い込む。既に母親の中では夢主は女の子であり、「男の子の名前なんてどうして付けたのかしら? ちゃんと女の子らしい名前を付けてあげなくちゃね! お前の名前はエリーザベト! エリーザベトよ!!」と強制的に改名。絶望の表情をする夢主をDIO様は見ていた。ここでDIO様が同情したらDIO様に心酔、同情してくれなければマインドクラッシュ海馬社長一直線。

 七歳の時に目覚めたばかりのDIO様(三部の四年前)と出会ったのだとしたら三部では十一歳。自己が確立して行く中で、求められる性と実際の性の齟齬からもう一人の自分(♀)が生まれる。同情ルートなら多重人格化、マインドクラッシュなら単一人格のまま新しい自分(♀)へ。

 同情ルートではDIO様の前でだけ少年らしい恰好をするが、テレンスとかがいると女の子の恰好になる。ディアボロの身体的な変化も有りってことにしたらどうだろう。性別まで女の子にはならないけれど、股間を確認しなければ女の子に見えると言うレベル。第二の人格は母親の言うエリーザベト・バトリーへ近づいていくが、主人格がDIO様に心酔してることから美のための殺人というより吸血鬼により近づくための殺人。体が大人のそれになったら吸血鬼になる予定だった。同情ルートはDIO様生存ルート・DIO様死亡ルートがある。きっとどちらか一方しか書けない。

 死亡ルートだと男に戻れる唯一の場所がなくなったことで承太郎たちを憎み、二つの容姿を最大限に利用して復讐を企むことになるかと。生存ルートでは十年ほど二人で雌伏の時を過ごした後に二人で世界征服&天国へ行こうと行動開始。

 マインドクラッシュルートでは一度人格崩壊が起きているので自分の本当の性別が男であることも分らなくなっている。二次性徴も声変わりもない。性格もエリーザベト・バトリーな方向へ突っ走る。パパンの子供にならなくちゃ、パパンを受け継がなくちゃ→DIOのベッドに落ちてる髪を食べたり、食事になった女性の死体をもぐもぐしたり。グロいルート……。三部はスルーして四部でパパン(DIO様)の復讐をしに杜王町へ。これだと夢主は「アハハハHAはハハHaハはハハハハ!!」とか狂った調子の笑い声をあげそうだ。

 スタンドは両ルート共通で【ドント・タッチ・ミー】。他者(無機物含む)の認識を任意の方向へズラすことができる。上下左右という「方向」以外にも、他者が夢主にカリスマを感じるような認識へ誘導するというより強制的にそうさせる。これにより、堂々とSPW財団の建物に侵入するなどの行為が可能。「夢主はそこにいない」と認識をズラされるという鬼畜スタンド。気が付いたら正面に立たれていてナイフで刺されていた――なんてことが起こりうる。スタンドの見た目は鉄製の巨大な盾。攻撃力はないが防御力はA。本体に攻撃が当たらないのではなくスタンドにも(認識している夢主とスタンドの立ち位置がずらされるため)当たらない。

 これに勝てるスタンドってなかなかない気がする。第一に触れることすらできない。あ、空気……じゃなかった、フーゴなら出来るか。無差別だもの。

2013/06/28
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