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あー、ついにあの場面かぁ。 ってかさぁ、ラクスって偽善者だよね。 だってさぁ、生中継で乱入して偽者だって指摘するとかあれじゃん、誰だってその偽者がどうなるか分かるじゃん。 まぁ? 私は、‘ミーア・キャンベル’であってそうじゃないから黙ってないけどね? 〔その方の姿に惑わされてはなりません、わたくしはラクス・クラインです。〕 「いや?惑わしてなんかいないけど。 っていうか、ラクス様の影武者だって言うところだったんだけど。 むしろ、惑わせているのはアンタでしょう!この偽者が!」 〔!? な、何を仰っているのですか!? わたくしは、ラクス・クラインです!それ以外の何者でも有りません!!〕 「ハン! 私みたいにラクス様の声にそっくりな人間の顔を整形してラクス様や周りの人達の情報を頭に入れればなんの問題もない。 そう、本物のラクス様を殺せば誰もアンタが偽者だって解らない!! あ、ちなみにDNA検査は無意味ね。ザフトが調べて‘違う’って分かっても改竄しているだろうって言うだろうし、逆も同じって議長言ってたしね。」 おー、見事に顔が歪んでる! ごめんねぇ〜?私も死にたくなんてないんだ。 だから、‘プラントの歌姫・ラクス・クライン’は死んでちょうだい? …これで議長、私を殺そうとしないよね? 種Dを久しぶりに見て思った。 「案外、ラクスって性格悪くない?」と… 本当にラクスファンの人、ごめんなさい!
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