たとえば
エレン
進撃中設定
「 あのねエレン 」
「 なんだよロッタ 」
俺やミカサ、アルミンと、幼馴染みであるロッタは朝飯と思われるカロリーメイトをもぐもぐしながら俺の席に近づいてきた
「 120円貸して 」
そう言いながら右手を俺の前に差し出してきた
「 何でだよ 」
「 カロリーメイトって口の中パサパサするんだよね 」
「 いや 知らねえし 」
飲み物くらい用意しとけよ 口の中パサパサになること分かった上で食ってんだろ 我慢しろよ
「 …ロッタ、 ほら コーヒー牛乳 」
「 ミカサ ありがと〜 」
やっぱ持つべきものは幼馴染みだよね とロッタはミカサから渡されたコーヒー牛乳を飲んでそう言った
「 …そう 」
また始まった ミカサは本当にロッタに甘い どのくらい甘いかというと、紅茶に角砂糖14個投入したくらいに甘い 絶対糖尿病になる確率は大だ
「 エレン …角砂糖14個は流石にちょっと… 」
「 俺も遠慮する というか敬遠する 」
アルミンはさっきのたとえに顔を歪めた
想像しただけでも恐ろしいくらいミカサはロッタに甘々だ
「 ロッタ 食べかすついてる 」
「 ふぇ? どこどこ 」
ロッタの口の回りには食べかすがたくさんついていた
それをミカサはティッシュで綺麗に拭き取った
「 ねぇ、エレン 」
「 何だよアルミン 」
「 たとえばの話なんだけど… 」
ロッタが本当の妹だったら大変だよね
ミカサは喜びそうだけど
「 怖いこと言うんじゃねぇよ!? 」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
・ネタがないもんで進撃中設定で書いてみたら結構いい感じになったw
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