小説 創作・ゴミ箱 | ナノ
飛雄

HQ!!



ああイライラする それもこれも絶対にあいつのせいだ あいつが悪い
日向と楽しそうに話をしている纏を見て無性にイライラしている
日向は俺の中で纏を巡ってのライバルランキングの上位である
ちなみに2位にはスガさん3位にはクソ川さんもとい及川さんである
中学の頃はランキング上位だった及川さん(ムカつくからもうクソ川でいい)は高校が違うので安心、と思いきやあの手この手で纏に近づこうとするので侮れない


スガさんもあれでいて結構腹黒い所があるから俺は怖い


問題は日向だ
好意が更々ないのに纏と距離が近い事にムカつく、俺と話をしてるのに纏は日向の話をする 「翔陽ってすっごい可愛いよね」なんて言われた日にはピキリと青筋が浮かんだ





「 飛雄 」

「 …俺の方が 」

「 おーい 」

「 …俺の方がずっと一緒にいるのに 」


「 飛雄っ!! 」

「 Σうわっ 」

うつむいてぶつぶつ言っていた俺の目の前にいつの間にか纏か立っていた

「 何ぶつぶつ言ってるの 」

「 なっ何でもないっ!! 」

「 俺の方が〜 とか 」

聞いてたのかよ


「 私は飛雄の事分かるよ 」


だってずっと一緒にいるんだよ 幼馴染みだし

そう言った纏に俺は不覚にもドキリとして目を反らした


「 私は翔陽の事可愛いと思ってるけど、飛雄の事は格好良いと思ってるよ 」

「 うっせ ボゲェ/// 」

「 あはは 顔真っ赤 」








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