小説 創作・ゴミ箱 | ナノ
研磨

HQ!!



「 …いい加減 離れて纏 」

「 うえぇ? やだぁー 」

「 っ!? ちょっ グリグリ止めて 」

一向に俺の背中から離れない纏に離れるようにいうと纏は背中に頭でグリグリしたのでビクリとした


「 研磨がゲームばっかするから 」

「 仕方ねぇな こっちこい 俺が楽しい遊び教えてやる 」


「「 クロきもい 」」


「 …お前ら 」

グサリ という効果音がぴったりな風に二人の言葉が黒尾の心に突き刺さる


「 クロうざい 」

「 ていうか学習しなよ 」


纏と研磨にかかれば幼馴染みの黒尾は形なしである



研磨はゲームを止めてスマホを置いた


「 あれ、 ゲームしないの? 」

「 纏が可哀想で可愛いから俺が直々に(嫌だけど)かまってあげる 」


そう言うと纏のぶすくれた顔がぱぁっと明るくなる
うん、やっぱり纏の笑った顔は可愛い
そう思ってるとクロがニヤニヤしてるのが見えた



「 クロ やっぱりきもい 」









prev next
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -