日だまり
アラジン


ぽかぽか陽気の昼下がり
仕事も無くのんびり過ごしていたルカーナは日当たりの良い城の中庭にいた


「 ん〜 暖かくて気持ち良いな 」

と伸びをしていると




「あっ おねいさんだ!!」
ターバンをした青い髪の小さな男の子がルカーナを見つけ 駆け寄ってきた



「 ルカーナおねいさん 今日は良い天気だね 」

「 そうだね
アラジンは修行が終わったの? 」

「 うん 今日はヤムさんに水魔法を教えてもらったんだよ」


「 そっか あれ? アリババとモルジアナは? 」

「 アリババくんとモルさんはまだみたいなんだ 」

「 じゃあ 二人が来るまで何かしてようか 」

「 そうだね ルカーナおねいさんは何がしたいんだい?」


「 うーん… どうしようかな アラジンは? 」

「僕もどうしようか迷うなー」

「 よし じゃ せーので同時に言おうか 」

「 うんっ 」

「 せーのっ 」
「「 お昼寝 !! 」」
アラジンとルカーナは声を揃えて同じことを言った


「 ぷっ あはは 」

「 ルカーナおねいさんも同じこと考えていたんだね 」

「 まぁね だってこんなに天気良くて暖かかったらお昼寝に最適だしね」

「 だよねー 」

そして二人は地面に寝転ぶとさっそく昼寝を始めた








「 おや、 ふたりとも気持ちが良さそうですね 」

通りがかったジャーファルは二人の姿を見て微笑んでいた



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