お休み
ジャーファル
政務官であるジャーファルは今日も夜遅くまで政務を片付けていた 一息ついて休もうと立ち上がったとき トントン と扉を叩く音が聞こえた
扉の方へ向かい 返事をして扉を開けるとそこには政務官補佐で妹のルカーナが立っていた
「 どうしたんですか? ルカーナ こんな遅くに 」
「 眠れなくて… 」
「 それで? 」
「 えっと 一緒に寝ても良い? 」
「 はぁ… 分かりました 良いですよ 」
「 ありがと ジャーファル 」
ルカーナを部屋に入れ 先にベッドに入るように言うと ジャーファルは服を着替え ベッドに腰を降ろした
「 ジャーファル 」
「 何ですか? 」
「 政務 私もジャーファルみたいに頑張る 」
「 頑張るのは良いですがあまり無理しないようにしてくださいね 貴女は私の補佐なんですから 」
「 うん… 」
ルカーナがうとうとし始め ジャーファルは微笑みながらルカーナの頭を撫でた
「 お休み 」
そしてジャーファルも眠りについた
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