宣戦布告2
ジュダル・白龍 「 はぁ… 」
白龍様 ため息をついているお姿さえも美しいです なんて見とれているといきなり 神官様に頬をつねられました
「 何 顔にやけてんだよ」
「 いひゃい いひゃいれすっ」
「 そりゃそうだ 痛くしてんだからな」
やっとはなされて涙目の私は白龍様のほうへ
「 白龍様ー 」 というと私の頭を撫でながら
「 神官殿 」 「 んだよ 」
「 あまり興がすぎると嫌われますよ 」
「 …… 」
「 白龍様 あの お手を」
「 あぁ すまない 」 「 いえ 」
「 あーあ つまんねー おい白龍 」
ぐいっと神官様に引っ張られました 「 えっ!? きゃっ 」
「こいつは俺のだから」
「 それは宣戦布告ですか?」
「 まぁな 」
「 負けませんよ 」
「 えっ えっ!? あのお二人とも 何の話ですかーっ!? 」
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