宣戦布告
ジュダル・白龍
「 香樹 」
「 … 」
「 香樹 」 ぎゅー
「 わっ なっ何するんですか神官様 」
「 暇だから 構え 」
「 私は暇じゃないんです 」
「 何処が? 」
「 今から白龍様のところに行かないといけないんですからね」
「 何でだよ 」
「 呼ばれたからですっ 」
「 俺も行く 」
神官様はいつも 私が白龍様のところへ行くと言うと 決まってついてくるのだ
コンコン 「 白龍様 香樹です 」
「 入れ 」
「 失礼します あの すみません神官様もいらっしゃるのですが 」
「 よっ 白龍 」
「 神官殿 ゙また″ですか 」
「 なんだよ またって 」
「 いえ 深い意味はありません」
「 あの 白龍様 今日はどう言ったご用件でしょうか?」
「 あぁ 今日は 」
白龍様はいつ見ても綺麗な顔立ちをしていらっしゃいます 白龍様付の女官になれて私は「 香樹 聞いているのか?」
「 あっ はっはい えっと…」
私が怒られると神官様は笑っていた
「 もう一度言うからよく聞いておけ 」
「 すみません 」
「 人の話はちゃんと聞くもんだろ 」
「 神官様にだけは言われたくありませんっ!! 」
「 香樹 」
「 もっ 申し訳ありません 」 「ぶはっ まじウケる」
「 神官殿も あまり香樹をいじめないでください」
「いじめてねーし」
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