あるひ ようちえんからかえると いつもはぶかつをしていておそいはずなのにおにいちゃんがいました

そして おにいちゃんのよこにはむらさきいろをしたかみのおおきなおにいちゃんがいました
「 こんにちは 」

ちいさなこえでいいました

おおきなおにいちゃんはわたしのところへやってきてとつぜんもちあげました

とてもたかくて こわくなってふるえてしまいました

すると、そのおおきなおにいちゃんは

「 ごめんね〜 怖かった〜?」
といいました

それから わたしをおろしてひざのうえにのせて

「 赤ちんの妹可愛い〜 」

とあたまをなでなでしながらはなしました
何て名前なの?ときかれ こたえようとすると

「 もか だ 」
とおにいちゃんにいわれました
「もかちんって言うんだ〜」

また、おおきなおにいちゃんがあたまをなでなでしてきました


「俺 紫原 敦って言うんだ〜」
「む…むらさき…ば、ら? あつ…」

「もかちん むっくんでいいよ〜」

「 むっくん? 」

「 うん 」

「 むっくん 」
ニコッとわらっていいました
するとむっくんはだっこをしてきました

そのとき おにいちゃんがかなしそうなかおをしていたことにわたしはきづきませんでした






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