私の部屋は船長さんの部屋になりました
此処で問題になるのは 誰がどこに寝るか

ゲーム画面があるとしたら
▽ ベッド
▽ ソファー
▽ 床

の3択だろうね


しかし私は暫く居候の身だし、未だに信用? されてないし

ベッドを使うのは烏滸がましい、かといってソファーも悪い気がする 消去法で床という結果になった
(あの俺様船長さんが貸してくれる訳ないよ、うん)




暫く考えていたことの結果を口にだした

「 決めました 船長さん 」

「 何をだ 」

「 私は床で寝ます ですから船長さんは心置きなくベッドで寝て下さい 」

「 言われなくても俺はベッドで寝る それと俺に命令は/「するな ですよね? 」 … 」

「 でもさっきのは命令じゃなくて提案ですよ 」

命令されるの嫌いなの知ってますよ〜 船長さん
というとすっごい怖い顔されちゃいました

「 兎に角、私は床で寝たいとおも/「却下」 却下速いですっ!! 」

もう 船長さんたら速いんだから 却下が

「 何でですかっ 床くらい良いじゃないですか 」

「 …そうか、そんなに俺に踏まれたいのか それなら構わないが 」

寛大な俺は、ソファーを使えと言うつもりだったんだが
床で寝るのか
そう船長さんは続けた

「 えぇっ!? せっ船長さんに踏まれる? そ、そんなイベントが てっ ソファー使わせてくれるんですか!? 」

船長さんに踏まれるイベントは普通の腐女子の私にとっては吐血ものですけども
まさかソファーを使わせてくれるなんて

「 嫌か? 」

「 嫌じゃないです むしろ好きです大好きです ありがとうございますっ 喜んで使わせていただきますっ!! 」


私の言った言葉を聞いた船長さんは何故か顔が少し紅かった

…なんで?


私なんか変なこと言ったっけな?






(ねぇ、ペンギン)
(どうしたベポ)
(マリって天然?)
(ん? あぁ…そんな気がするな)
(ぎゃははっ、船長の顔紅い)
(シャチ…)
(馬鹿だなお前)
(んだよ、二人して)

(…覚悟は良いな?シャチ)
( Σえっ なっ!! ちょっと待って船長っ!? )

船長さんの部屋の前で盗み聞きをしていたペンギンとベポとシャチ
しかし制裁を受けたのはシャチだけであった


(うぅ…何で俺だけ)
(お前は一言多いんだよ)
(うん、俺もそう思うよ)
(盗み聞きとは…流石の私もちょっと引きました)
(お前が船長に何かしないか見張るつもりだったんだがな)
(シャチが邪魔するから…)
(俺のせいかよっ!?)

((((お前のせいだっ!!))))






やめて あえて 攻めて 確かめて







☆―――――――――――
うちのハートのクルー達↓

・シャチは弄られキャラ
・天使なベポ
・おかんなペンギンさん
・俺様船長さん たまに優しい




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