船長さんの許可がおりたので私は内心凄く嬉しかった
だってあの神ボイスを聴きながら生活できると思うと
「 お前 頭大丈夫か? 」
「 私の頭はいたって正常ですよペンギンさん 」
何を言うんですか
「 で 話を戻すが お前の出来る仕事について聞いておく 」
そうです私達はこれからについて話をしていました 「 お前じゃありません 」
「 …マリは何か出来る仕事はあるのか? 」
渋々ながら私の名前を呼ぶペンギンさん
「 やったー ペンギンさんが名前呼んでくれた 」
▽マリはレベルが上がった
「 何がどうすればレベルが上がるんだ 」
「 そこは気にしないで下さい で 私の出来る仕事は 料理、掃除、洗濯ですっ!! 」
「 威張って言うものかそれは 」
えへへ、 私は妄想とそれくらいしか得意ではないんです って言ったら頭に衝撃がはしった
「 出来ないのは? 」
「 戦闘は出来ません というか無理です 私が死んじゃいます 」
「…役に立たない訳ではないか 」
はぁ… とため息をするペンギンさん 駄目ですよ〜 ため息なんかしたら幸せが逃げちゃいますよって
「 まぁ 兎に角 ペンギンさん 」
「 何だ? 」
「 暫くお世話になりますっ ふっ不束者ではありますがよろしくお願いしますっ!! 」
「 お前は嫁入り前の娘かっ!! 」
ペンギンさんってツッコミ上手いなぁ
その頃 遠くでそれを見ていたシャチとベポはと言うと
「 ねぇ シャチ〜 」
「 何だ〜? 」
「 あの二人見てると親子に見える 」
「 そうか? あー、でも見えなくもないな 」
「 それに ペンギンが何か楽しそう 」
「 はぁ? 何処がだよ 」
話をしているとマリがやってきた
「 シャチくん ベポくん よろしくね 」
「 アイアイッ 」
「 あっ、 あぁ… 」
(何でペンギンはさん付けなのに俺はくん付けなんだよ)
(シャチ"さん"ってなんか変な響きなので)
(俺、ベポで良いよ)
(じゃあベポ、よろしくね)
(俺への扱いが酷いと思うんだが)
(何か言いました?)
(…………)
邁進! 発射オーライ、未来!
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