―ヒュオォォォォォ

私は今 物凄い速度で落ちています
いつになっても慣れませんね

今度は何処に落ちて、誰に会うんでしょうか

この間は麦わら帽子の印象的な男の子に会ったんだよね




てか 下 海じゃない?
やばいやばい 人並みには泳げるけど フツーの海じゃないんだよ この世界では

変な生物一杯いるし 怖いし


あれ 何だろ 黄色い…船?

良かった あの船に助けてもらおうかな





高度が下がると船がよく見えた
よし、あの船の近くに落ちれば、と思った時に風が吹いた

―ヒュウゥ

うわっ!! 近いっ 近すぎっ!!

ぶつかるっ!!!


ドサッ ゴンッ!!

「ふぎゃっ」 いったー

可愛い声なんて出ませんよ
、はい


って ここは?
見渡すと さっきの船の甲板の上のようだった



「 近くに落ちようと思ったのに 何で船の上かな… 」


「 おい 」

「 しかしこの船何処かで… 」

「 おい 」

「 何処だっけ? 」

「 おいっ!! お前 何者だ? 」

「 へっ!? 」



人いたー



第一村人はっけーん!?

村人じゃなかった船員だ





1、2 準備オッケー ?




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