陽ちんと俺はクラスが一緒で、よく喋ったりするし お菓子も二人で食べたりしてた
今だって、新作まいう棒の味見をしてる
「 どお〜?陽ちん 」
「 ん〜 イマイチだな 」
「 そお? 俺、このネギトロチョコワサビ美味しいと思うんだけどな〜 」
「 え〜 絶対 マヨポテトリンゴのほうが良いって 」
「 あ〜 それも良いね 」
「 だろー、 でもマヨチョコイチゴも捨てがたい 」
「 分かる〜 美味しいよね 」
「 そうだ 紫 」
「 ん〜? どうしたの? 」
「 昨日作ったんだ 食べないか? 」
そう言って 陽ちんはクッキーの入った箱を俺に見せた
「 食べる〜 陽ちんの作るやつ美味しいんだよね〜 」
陽ちんは料理が上手いらしく、お菓子が特に美味しい
甘いものが好きで自分でよく作ってるらしい
「 どうだ? 」
「 おいし〜 」
「 良かった 」
「 陽ちんのいつも美味しいよ〜 」
「 ありがとう 」
そう言った陽ちんは凄く嬉しそうに笑ったこれで男子の制服じゃなかったらもっと可愛いのに
「 陽ちんはスカート穿かないの? 」
「 ひらひらするのは好きじゃないんだよね 」
「 そっか〜 でも可愛いと思うな〜 」
「 そうか? 」
「 うん 」