時間軸が異なります
アカエイとデイダラの初対面
デイダラはヒルコのことをサソリと思ってる設定(最初なので)
『ンもー、遅いデスよ師匠!! 待つのも待たされるのも嫌いなら待たされる人の気持ちくらい分かってんダロ、です』
「あー、悪ィな」
『気持ちが込もってナイですケド』
暁のアジトへ連れてこられたデイダラは、目の前の人物に驚いた。
あの赤砂のサソリに弟子がいたなんて、それも女の。
少し赤みがかった短髪で服装は暁の、黒地に赤い雲ののったコートではなく、腰よりも上の長さのポンチョを着ていた。
額あては見当たらず、忍なのかと疑った。女はサソリに文句を更に言う。何も怖くないのか?こんなゴツい顔。そうデイダラは思った。
『まぁ、気にしてませんケド』
気にしてないのかよ うん
『って、アレ? 新しい人デスか?』
今、気付いたのか
「あぁ、新しいツーマンセルの相手だ…………俺はいらねぇ」
ぼそっといいやがった
「酷ぇな お前ら うん 」
話し方に違和感を感じる女だな とデイダラは思う。
『オカマじゃなくて良かったデスね。あんなのはもうゴメンですカラ』
オカマ!? 俺はそいつの後釜ってことか。
「潰すなよ、アカエイ」
女の名前だろうか、サソリは不気味な事を口にした後に名前を呼んだ。
『頑張りマス』
「オイラ、明日生きてんのか不安だ うん」
デイダラは二人の会話に明日の我が身を心配したのだった。
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