ツンデレ





霧崎第一高校には無冠の五将の1人 “悪童” 『花宮真』がいた





「ねぇ まこちゃん」
「 … 」
「ねぇ…」

「ねぇってばぁ!!」
「 なんだよ 」
「やっと話聞いてくれた」


今、屋上で私が隣で話し掛けていた花宮くんが答えてくれました!!!
これは進歩です
初めて会った時は全っ然、答えてくれなかったあの花宮くんがですよ!?


「何、1人で喋ってんだバァカ」


「えっ!?」
「しかも 俺を まこちゃんって呼んだろ」

「だってこの前、原くんが呼んでみろって…」


(原の分際で…後で覚えてろクソが)

「原が言ったことを真に受けてんじゃねぇよバァカ」

「むー」
「本当にお前馬鹿だな」

「さっきから 馬鹿馬鹿って酷いです」
「馬鹿に馬鹿って言ってなにが悪ぃーんだよバァカ」

「ここまで話して6回も馬鹿って言ってます!!」
「違うだろお前も自分で言ってるから8回だ」

「何で数えてるんですか!?」
「知るかよ つーかもう喋んな」
「またまた酷いです」

「うっせ」


「…んなに 嫌いですか?」
「 あ? 」
「そんなに私のこと嫌いですか?」
「何でだよ」
「だってさっきから意地悪ばっかりして 嫌いならちゃんと言って下さい!!」

「お前本当の本当に馬鹿だな」
「 えっ!? 」



「俺は好きでもないやつを側に置いたりはしねぇんだよ バァカ」

「それって……///」

「だから嫌いじゃねぇって言ってんだろうが///ってお前、何 ニヤニヤしてんだよ気持ち悪ぃー」

花宮くんがデレた!?
あの花宮くんが?

「やっぱり花宮のこと大好きです!!」

花宮くんの顔が真っ赤になった
「大声で叫ぶんじゃねぇよマジでうぜぇから」


―ツンデレ―






――――――――
後書き的な何か

・ツンデレな花宮が大好きです(^q^)
しかし文章が長くなった(^^; 馬鹿って字が多いな




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