彼がくるまであと―3、2、1…
「奏っちー」
と言いながら私を抱き締めてくる彼 “黄瀬涼太”は現在私の彼氏だ
「涼太、くるしい…」
「あっ すまないっス」
「それで 何か用なの?」
「 ? 」
「何か用があるから呼んだんじゃないの?」
「そうだったっスね」
「で?」
「別に用って事はないっスけど ただ…」
「ただ…何?」
「奏っちと二人きりになりたかっただけっス」
「それだけ?」
「それだけっス」
にこにこして答える涼太
「馬鹿じゃないの?」
「ぅう ひどいッス 奏っち」
「嘘泣きはやめなさい」
「バレてたっスか?」
「バレバレよ、まぁいいわ」
「 ? 」
「私も涼太と居たかったし」
「Σ(´□`;) 本当っスか?」
「そうよ って何言わせんのよ///」
「奏っち〜」
また抱き締めてきた でもいっか たまには…ね
―――――
後書き的な何か
黄瀬くんはワンコだと思う
ゴールデンレトリバー的な
絶対大型犬
▼ ◎