先輩なんです
笠松





笠松先輩はとても凄い人だと思う



「 んじゃ、ミーティングすんぞ 」


その一言で始まった今日の反省会 部員は静かになった


「 まず今日の問題点だが、葵、今日の試合を見てどう思った? 」

「 えーと、最初は黄瀬くんね 」

「 えっ!? 俺ッスか? 」

黄瀬くんは…

と、問題点を1人ずつ上げていく


1人1人の問題点や反省点を確認すると

「 ありがとうな 葵 」

笠松先輩はポンと頭に手を乗せた

「 あーっ!! 笠松先輩ズルいッス!! 俺も葵っちの頭撫でたいッス 」

「 笠松が抜け駆けしやがった!! 」


「 お(れ) 先輩がう(ら)やましいッス 」


「 お前はうるせーんだよ黄瀬ェっ!! 森山は黙れ!! ら行がなんで言えねんだよ早川っ!! 」


的確にメンバーに突っ込みを入れる笠松先輩に私はいつも感服する


「 ったく、お前らは… 」

「 笠松先輩、そんなに怒らなくても… 」

「 そうッスよね 葵っち 」

「 黄瀬くんは黙ってね 」

「 はいっス… 」

「 つーか、黄瀬は葵の学年知ってて、〜っち とか言ってんのか? 」

「 俺と一緒じゃないんすか? 」

「 違うよっ!! 」

「 えっ!? そうなんすか葵っち 」

「 うん、私、2年だよ 」

「 えぇっ!! てっきり1年かとずっと思ってたッス!! 」

「 葵は背が低いからな 」

「 森山先輩、酷い!! 」

「 俺は空気扱い… 」

「 小堀先輩 ごめんなさい 忘れてました 」

「 すまん 俺も忘れてた 」

「 俺もッス 」

「 お(れ)も 」

「 笠松は忘れてないよな? 」

「 いや… 」

絶対忘れてましたよね?笠松先輩…


「 とにかく、今日のミーティングは解散だっ!! 」

笠松先輩が話を反らし今日のミーティングは終了した

個性的なメンバー1人1人をまとめるのは難しいけどそれをやってのける笠松先輩は凄いと今日も思うのでした















―――――――――
後書き的な何か

・やっぱり笠松先輩は凄いと思う←

・なんかグダグダ(^^;
ごめんなさいm(__)m





prev next

 

人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -