風邪引き
青峰






青峰くんが風邪を引いた、と さつきちゃんから聞いてびっくりした

だってあの青峰くんだよ?

馬鹿は風邪を引かないって思ってた(バスケ馬鹿然り)

















「 青峰くん 大丈夫? 」

「 おー、 へいき、へいき 」

「 嘘だー 」

「 心配すんなよ 」

「 てか、何で風邪引いたの? 馬鹿は風邪引かないって言うのに 」

「 お前さりげなくひでぇーな …ザリガニがいたから川で遊んでたら濡れたんだよ 」


「 ただの馬鹿っ!! 心配して損した もう青峰くんのお見舞しない 」



「 悪ぃ悪ぃ そんな怒るなよ、今はこんなんだけど結構熱あったんだよ だから、お前が見舞い来てすっげぇ嬉しいんだよ 」


青峰くんの大きな手が私の頭をガシガシと撫でた


私は青峰くんの無骨だけれど優しい大きな手が大好きだ


「 …少し言い過ぎた ごめんね 」


「 んなもん気にしてねぇし、お前が言い過ぎんのはよくあるしな 」

「 青峰くん 」

「 何だ? 」

「 風邪早く治してね 」

「 おう 」

青峰くんはそう言ってニカッと笑った















―――――――――――
後書き的な何か

・青峰くんのキャラが崩壊しとる気が…(汗)

・ 最近、長編の影響なのか青峰くんの短編を書きたくなる







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