わたあめ
紫原







今日は天気が良くって ぽかぽかしてて気持ちいーな なんて思ってたら



「 むっくん そろそろ離してよー 」

って言う声が聞こえた
そうだった 宇弥ちんを後ろから抱っこしてたんだった



「 もうちょっと〜 」

「えー もう良いじゃん」

「 だ〜め 宇弥ちん抱っこしてると暖かいんだもん 」

宇弥ちんって本当にふわふわしてて暖かくて可愛いんだよね




「 うー
あっ むっくん 」

「 な〜に? 」

「あの雲 わたあめみたいじゃない?」

「 本当だ〜 」

空を見上げると真っ白でふわふわした雲が浮かんでいた
食べたら美味しそうだなぁ… なんて考えてたら

「 美味しそう… 」
「 むっくん さすがに雲は食べれないよ 」

口に出てたみたい
宇弥ちんに笑われた




「 でも 美味しそうだよ?」
「 そうだね 」





宇弥ちんといると なんか心がふわふわするんだよね

あの真っ白でわたあめみたいな雲みたいに














――――――――――
後書き的な何か

・ むっくんの書いてるとなんか楽しい(笑)






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