本 (モブさん(ゆび)誕生日祝)



「 モブっちは本読むの好きなんスか?」

「 うん 」

にこりと頷きながら返事をするモブっち
可愛いっス!! そして俺は本の内容が気になって質問した


「何の本を読んでるんスか?」

「えっとね 電○文庫の『デュラ○ラ』だよ」

「どんな内容なんスか?」

「池袋を中心として起こる出来事とかカラーギャングとかが出てくる話だよ」

「 面白いんスか?」

「うんっ 面白いよ 黄瀬くんも読んでみて!! オススメだよっ 私が特に好きな登場人物が紀○正臣くんでね 本っ当に格好良いのっ/// それにね 黄瀬くんとちょっと似てるのっ!!」

「モブっち さっきからテンション上がり過ぎっスよ」

「あ、 ごめん ついね でもとっても格好良いの」

「 そうっスか…」


モブっちの言う登場人物の紀○正臣くんとやらに少し焼きもちを妬いた でもモブっちに気づかれないように話を続けた

「 黄瀬くん どうしたの?」

「 何でもないっスよ」

「 もしかして… 紀○くんに焼きもち?」

「ちっ 違うっスよ!!」

「そう?」

「 そうっスよ」

「 私は焼きもち妬いて欲しかったなー」

「何でっスか?」

「 黄瀬くんに『紀○くんと俺どっちが好きっスか?』って聞かれたかったのに」


そうモブっちに言われてしまった これは聞くしかないっスね

「じゃあ 今 言ってもいいっスか?」

「 どうぞ 」

「モブっちは紀○くんと俺どっちが好きっスか?」

「 もちろん 紀○くんだよ」


「 えぇっ!! そんなー…」

「 嘘 」

「 え? 」


「嘘だよ 本当は黄瀬くんが好き」

「本当っスか?!」

「 うん 」

「モブっち〜」
ぎゅー

「うわぁっ!!」

「 俺もモブっちが大好きっス!!」


「 ありがと///」














――――――――――
後書き的な何か

・ 取り敢えずモブさん誕生日おめでとう☆

・ 黄瀬くんに好きとか言いながら実は紀○が大好きなモブさんに捧げます(笑)

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