ねぇ




「ねぇ まこちゃん」

「何だよ てか変な呼び方すんなバァカ」

「ううん、何でもない」

「 はぁ? 」







「 花宮くん 」

「今度は何だよ」

「呼んでみただけ」

「何がしたいんだよお前」

「花宮くんの名前が呼びたくなったから」

「 それだけの理由で俺の読書の邪魔すんなバァカ 」

「 ごめん… でも呼びたかったの 」





「 お前 今日何か変じゃねぇか? いつもならぎゃーぎゃー騒いでんだろ 」

「 … 」

「 何かあったんだろ 」

「 …何にもない 」

「嘘だな」

「 何にもないってばっ!! 」

「 お前 嘘ついてるときよく下向いてるよな 」

「 だから 何にもなi 」
「 何があったか話してみろよ 俺が特別に聞いてやってやる つか話せ 」



「 花宮くんが私のこと置いてっちゃう夢を見ちゃったから… 夢だって思ってても私、その…」

「ふはっ 誰が置いてくかよこんないじりがいのあるやつ」

「 なっ 酷いよ花宮くん」

「何がだよ 俺は絶対お前を置いて行ったりしねぇよ バァカ 覚えとけ」

「 へ? 」

「ふはっ、置いて行くときはちゃんと言ってやるよ」

「花宮くんの意地悪!!」

















―――――――――
後書き的な何か

・何がしたかったのか…

でも、花宮の話を書くのは好き(笑)



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