リーヴ「せ、ん、ぱーい、聞こえてますか」
エル「…」
リーヴ「おーい」
エル「うるせぇハゲろ」
リーヴ「ティーラ先輩から書類預かって来ましたよ」
エル「よりによってリーヴに頼むなんて」
リーヴ「僕だってエル先輩になんか話かけたくないですよ」
エル「さっさと消えろ」
リーヴ「書類ここに置いときますね、じゃ。」
ミディール「だめだねーあの2人」
ティーラ「仲良くなれる気配すらない」
ミディール「同じグループの一員として団結が必要とされるのに」
ティーラ「まるで磁石みたいに避け合うんだから…」
ミディール「次どうする…?」
ティーラ「個人部屋の配置換えで隣同士にするとか」
ミディール「えぐいね」
ティーラ「えぐ…」
ミディール「一緒に任務行かせたら?」
ティーラ「この前やってみたけど反作用。」
ミディール「もうこいつら駄目なんじゃね」
エル「2人して何コソコソと喋ってんだよ」
ティーラ「あ…」
ミディール「ボスの魅力について」
エル「…魅力……」
ティーラ「わ、笑わない所…とか、」
ミディール「威圧感が半端ないとか、」
ティーラ「常に命令口調とか、」
ミディール「真顔で蹴り倒してくる所とか」
エル「それ魅力なのか」
ティーラ「わ、私用事思い出したから、じゃあね」
ミディール「うちも腹へったかなぁ、それじゃ」
エル「…意味わかんね……」