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※翔視点
あーやべえ、超嬉しい。名前が気持ちいいって言ってくれた、あの言葉が俺の頭ん中でリピートしてる。好きな奴と同じ気持ちになれるって幸せなことなんだな。歌ってるときもそうなんだけど、それとはまた別の感情。すげえ気持ちいい。
「わり、名前」
「うん?」
上半身を起き上がらせる。また名前の顔の横に手をついて、余裕ねえけど無理矢理笑って見せた。
「俺、加減できね、かも」
「んっ、いいよ…?」
名前の言葉を最後にまた俺は動き出した。さっきのとは違って無遠慮なピストン。奥の方までガンガンに突いたら名前が苦しそうに声を上げる。
「あっ、ああん!あはあ、ん、ん!ひん、あ」
「名前…、わり、」
「あ、あっ、あああきもちいっんあっあ!ああっ」
「っは、…好きだ…」
「翔ちゃんっ翔ちゃん翔ちゃん翔ちゃん、あ、あ、あんっああん翔ちゃんすきっちゅーしたい翔ちゃんああん!」
「ん、ん…っ」
相変わらずすっげー締め付け。まじでちぎれそう。泣きながらよがってる名前はガクガク身体を震わせて俺を見上げてきた。その顔もたまんねえ。ちゅ、と口づけると息できなくて苦しいらしい。名前が苦しい思いをする分、ナカもきゅんきゅん締まる。俺の身がもたねえよ。べろ、と舌を入れたら熱くてとろとろになった舌と絡んだ。あーあ、こんな興奮して、俺と変わんねえじゃねえか。キスしながら苦く笑う。もちろん腰は動かしたままだから相変わらず名前は苦しそうにキスを続けるけど息はちゃんとしてるみてえ。
「あ、あ、あん、ひょうひゃ、ああ、ん!」
「は…、はっ」
「あ、あう、ああっ」
名前は舌を出してよがりまくる。絡ませる体力もないみたいに出てる名前の舌を咥えるように口に含んで出し入れをした。フェラしてるみてえ、って頭の隅でやらしいことを考えたらますます興奮して名前のナカを突くスピードをますます速める。ぱんぱんと乾いた音と共に肌と肌がぶつかって、そろそろイきそう。
「はっ…名前、」
一旦キスをやめようと思って唇を離す。ぬちゅ、とやらしい音が響いて俺と名前の口に糸が引いた。やべ、名前の口の周り、唾液まみれ。名前のか、それとも俺のか。
「あっあうっそこだめしんじゃうああんあんっあ!」
「くっ…えろ…!」
奥の方もそうなんだけど、途中のざらざらしたとこ、好きみたいだな、名前。クリトリスってとこの裏側なんだっけ?童貞なりに集めた知識でそんなことを考えながらそこにカリ引っ掛けるみたいに擦る。
「ひっ、あ、あっ、らめ、しんじゃう、あんっ、しょんな、しちゃ、や、ああんっ」
「イ、きそ…」
モノが爆発するみたいに熱くなる。ほんとに気持ちいい、俺死にそう。でも名前も死んじゃうってくらいイイんだよな。嬉しい。
ぱんぱんと煩い肌の音とぐちゅぐちゅ泡立つ結合部に負けない、でかい名前の嬌声。俺のこぼした呟きなんかすげえちっちゃかったはずなのに、名前はちゃんと聞いてたみたい。
「しょ、あっあ!わた、わたしも、イく、イくイく、あんっああっんあ!」
はー、えっろ。名前ほんとに処女かよ。俺なんか童貞で恥ずかしくなった。でもこんなえろい名前、知ってんの俺だけなんだよな。
ガンガン突いてたら急に強い抵抗感を感じた。何だこれ、動かしづらい。そう思ったら名前のナカがびくびく忙しく痙攣していて名前がイッたってことが分かった。太もももぴくぴく動いてる。あまりの締め付けに俺も限界を感じた。
「わり、あと少し…っ」
「あ、あ、ひゃああ、イッてう、のにっ」
びくびく痙攣するナカに擦り付けるのがすげえ気持ち良くて、蠢くそれを堪能するように腰を打ち付けた。ぎゅむ、と握られてるように感じるくらい強い締め付け。5秒もしたか分かんねえけど、名前がイッてちょっとだけ遅れて俺もイッた。
(( 無我夢中 ))
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