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「さあ翔ちゃん、これを着て」
「…、は？」
「ほらこれだよこれ！！！着ろ！！！」
「着るわけねーだろセーラー服なんて！！！ばかか！！！」
「ばかじゃないしばかって言った方がばかなんだし！！！」
「うっせ！何で俺様がセーラー服なんか着なきゃいけないのかって訊いてんだよ！！！」
「セーラー服なんかだと！？セーラー服に謝れ！！！貴様昨日が何の日だったのか知らんのか無礼者！！！」
「誰だよお前！！どうせアレだろ、那月も言ってたけどツインテールの日だろ」
「そうだとも、ツインテールの日…ハッ…もしかしてもうなっちゃんにツインテールを見せてしまったの…！？」
「見せねーよ、つーかするか！！！」
「いやぁあああああしてよツインテール！！！何のためにセーラー服買ったと思ってるのぉおおおおおおお！！！」
「このためか！！！お前ほんとにばかなのか！！！」
「だって当日にやりたかったのに翔ちゃんが仕事でいないから」
「日にちの問題じゃねえ！！！」
「すみませんが」
「あ、トキヤ」
「おうトキヤ、どうしたんだ？」
「口を挟むようで申し訳ないのですが、今日は節分ですよ」
「そうだね」
「どういう意味か分かりますか、翔」
「うおお、俺！？分かんねーよ…」
「フッ…やはり翔はまだまだお子様ですね。行きましょう名前」
「えっなになになに」
「なっ、名前をどこに連れてくんだよ」
「お子様はここで指を咥えて待っていれば良いのです。さあ、名前」
「トキヤさん顔がすごく気持ち悪いけど何企んでるのこわい」
「皆まで言わなければ分かりませんかならば良いでしょう聞かせてあげますあなたのお豆を私が食べ、私の恵方巻をあなたが食べ、」
「翔ちゃんタスケテ！！！！！！」
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トキヤさんは通常運転。翔ちゃんは後半白目剥いてます。本当はなっちゃんに「僕の恵方巻をぱっくんちょしてくださぁい」って言わせたかったのですがなっちゃんの変態はかわいそうなのでやめました。
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