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【From:音也】
サッカーしようぜ!翔、今どこにいるの?

【From:音也】
ねぇ、今どこ?早くサッカーしようよ〜

【From:音也】
教室にも寮にもいないけどどこにいるの?早く帰ってきて!

【From:音也】
メール見てないのかな?もしかして練習中?

【From:音也】
レコーディングルームにもいないじゃん!






「あ、翔ちゃん」
「お?おう…名前か…」
「どうしたの?顔色悪いけど大丈夫?」
「大丈夫だ…多分」
「携帯見つめて深刻そうだね、何かあった?」
「なあ名前、音也ってたまにすげーこわくないか?」
「え?何で?」
「レコーディングルームまで見に行く行動力…!」
「どうしたの翔ちゃん話が見えないよ」
「あ」
「翔ちゃん、携帯鳴ってるよ」
「分かってるよそんなこと…仕方ねぇ」

ピッ

「…はい」
『あー、もしもし翔!?メール見た!?今どこにいるのー!?』
「どこって…中庭にいるけど」
『サッカー誘ってるのに何で来ないんだよー』
「今見たんだよ」
『じゃあ来てね!5分以内に!』
「え、あ、ちょっと待っ」

プチッ ツー ツー ツー

「……翔ちゃん」
「…」
「いつから音也の彼氏になったの?私とは遊びだったの?」
「今の会話のどこからそんな雰囲気に!?」
「もう私自分に自信がない…距離を置こう」
「音也ちくしょう…!」




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このあとちゃんと誤解を晴らしたので2人はらぶらぶに戻りましたが相変わらず音也くんはしつこくわんこのように付き纏ってきました。
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