「また貴女ですか…」


亡者を逃がしたとの報告を受け、直々に出向いてみると何時もの見慣れた顔が一人。

「す、すみません!鬼灯さま…」

言葉尻がどんどん小さくなっていくなまえは、体も小さくして反省している様子だ。

「これで何回目でしたか?」
「えぇー…とー…」


目を泳がせて、なまえは鬼灯から目を反らした。
鬼灯は手に持っていた金棒で地面をドンッと叩く。

「す、す、みません!」

なまえは涙目になりながら平謝りした。
鬼灯はため息をつき、くるりと側にいた獄卒達に向き直り、指示を出し始める。

「あ、あの…鬼灯さま…?」


恐る恐るなまえは鬼灯に声をかける。鬼灯は獄卒達に指示を出し終え、今度はなまえに向き直った。


「なまえさんは、私の部屋でお仕置きですよ」


にこりと綺麗な顔で鬼灯は笑った。逆になまえの顔は凍りついた。





セクハラですよ?

ごめんなさぁ〜い!






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鬼灯様にお仕置きされ隊

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