ふわふわの布団に包まれて、心地好い暖かさに目を開ける。
外気はひんやりとしていて、私は布団からはみ出た肩を振るわせた。布団を被り直しもぞもぞと動くと、隣に寝ていた白澤に抱き寄せられた。
「早」
「おはよう…」
「起きる?」
「まだ…やだ…」
白澤を抱きしめ返し、白澤の暖かさに目を閉じる。
白澤は優しく頭を撫でて、額に軽く口づけてくれた。
「くすぐったい」
「可愛いね」
私と白澤は顔を見合せ笑う。
日常的な会話。特別ではないけれど、お互いの体温を感じる、冬の朝。
「そろそろ起きないと桃太郎が起こしにくるよ」
「そうだね……でも、もう少しだけ」
白澤は更に私の体を引き寄せて、ぴったりとお互いの肌をくっつける。
肌に感じるのはふわふわな布団の感触と、白澤の体温、そして―――
少し早い心音
二度寝しちゃおう
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お互い全裸でry
名前変換なかったですね…すみません…orz
毎朝起きたくない衝動。
※早…親しい仲でのおはようの意。