「臨也は吸血鬼でー静雄は狼男でー新羅はミイラ男かなぁ…」


秋風が冷たくなってきた10月。いつもと変わらず屋上で昼休みを過ごす。今日は珍しく臨也と静雄もちゃんと座っている。


「何の話だ?」
「ハロウィーンだよ!」


静雄の頭に?が浮かぶ。


「未来、シズちゃんに言っても無駄だよ。それよりも、何、血吸わせてくれるの?」
「どういう意味だ臨也君よぉ?」
「静雄落ち着いて…そして黙れうざや」
「ひっどいなぁー」


あははと臨也は笑い、静雄は未来になだめられたからか臨也をギッと睨んでいる。
それを完全な傍観者として新羅と門田は見ていた。


「ハロウィーンはセルティにぴったりだ!魔女っ子コスしてくれないかなぁ!」

新羅は既に心此処に在らず。一人でお花畑へ飛んでいった。


「で、俺は何なんだ?」


先程の未来の発言に門田は含まれていなかった。門田は気になって未来に聞く。


「「ドタチンはお菓子をくれる人だよね」」


臨也と未来が綺麗にハモった。
イエーイとハイタッチまで交わして先程のやりとりを忘れて仲良さげにしている。


「じゃあ、31日は新羅のマンションでハロウィーンパーティーね!」


にっこり笑う未来の笑顔に誰も反論は述べられなかった。





ハッピーハロウィーン

私は何が似合うかな?





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思い付きで書いたら、まとまりない!
ドタチンの名前表記が門田か京平かで迷う!

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