2020/06/24


呂綺様

To be aliveをお読みいただいて、メッセージも送ってくださってありがとうございます!

文章の読みやすさ、描写の細かさやレトリックやオリジナリティをバランスさせることにいつも苦戦しながら書いているので、呂綺様の心を動かすようなものになっていましたら、とても嬉しいです。登場人物たちの心理だけでなく、人以外の景色やものの動きが伝わるような描写をしたいと常々思っていますので、呂綺様の美しい、というお言葉に、あのシーンやこのシーンのことかなと想像して、書いてよかったと救われる気持ちでおります。

呂綺様もサイト運営をなさっているのですね。同じ活動をされている、しかも似ている設定のお話を書かれているかたからコメントをいただけて、自分の幸運に驚いています。呂綺様のメッセージが来ているというメールがサーバーから届いたとき、「えっ?!」と声を出してしまうくらい、嬉しい驚きがありました(笑)。
原作のキャラクターとの恋愛を体験できるということも、夢小説の大きな醍醐味のひとつですよね。恋人、友人、師弟、家族……キャラクターとのどのような関係性のなかで、揺れ動く感情と営為を描くかは二次創作者それぞれで本当に違っていて、私も他のかたの作品を読むと「そんな解釈があったとは……」と感嘆することが何度もあります。二次創作をする人の分だけキャラクターへの思いと解釈があって、それがそれぞれの人の言葉を通して表現されるということは、人間が物語を創り始めたときから変わらない、とても刺激的で面白い活動だと思います。

いまはまだ書き始めていないですが、今後はキャラクターとの恋愛模様が詳しく描かれる作品も公開する予定です。今後も、読んでくださるかたの心のどこかに、すとんと落ちてくるような作品にしたいと思います。こちらこそ、呂綺様の優しいメッセージを読んで、「こんなんでいいのだろうか、伝えたいことが伝わるだろうか」といつも考えている自分が励まされました。改めて、今回はメッセージをありがとうございました。これからも、気が向いたら遊びに来ていただけますと幸いです。

藤乃
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