3.








気が付くと、そこはもう木の葉の里でした。



こんにちは皆さん。
黒木麻夜です。



私が自分の世界で死んでから、
早1日経ちました。


いや、全然経ってねーじゃねーかって?

いやいや、私的には何年も過ごした感覚ですよ。



死神さんの協力のお陰で、
念願のNARUTOの世界にダイブっ!!

した後は、作ってくれてた身分証とお金(大金)とお家(むちゃデカくて純和風のお屋敷)を頂きまして、

定期的に様子を見に来るとだけ言われて、
私一人で残されました。




仕方がないので、基本的な家具とかは揃ってたけど、
細々したのがなかったから、
貰ったお金(しつこいようだがまじ大金)で、
家具や日用品を買いに行こうと思いました。





が、1つ問題が…………


私、黒木麻夜は十二歳でした。



今の外見年齢、多分二、三歳………。


どうやって暮らせってんだよ、おい!!




初っぱなに死神さんに問い詰めたら、
何でも時間軸のズレがあったらしく、
ナルトと同年代にするには、
私が若返らねばならないということで……。


いや、ナルトと同い年にはなりたかったけど、
いきなりこんな幼児にされても困るわけでね?
私、これから一人で生活しなくてはいけないのに、これじゃあどこにも手が届かないつーのね?


まったく、だから死神さんは抜けてるって言われるんだー。(私に)




拙い足裁きで、取り敢えずは家の散策。
階段のない平屋でよかったー。
その分土地面積が広いけどさあ。


庭に、畑、家畜まで備えられていて、がっつり自給自足が出来そうな感じ。
この姿でなければだけど。




持ってきた荷物を漁れば、
愛器のヴァイオリンと笛、
何故か付いてきてたピアノと、

愛読書のNARUTOの漫画。(設定集付き)

NARUTOの中の、変化の術?を見よう見まねでしてみようと、
短い指で頑張る。


中々出来なくて挫折、また頑張る、を繰り返して…。


いつの間にか眠ってました。







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